10月12日、ウクライナ経済省のHPには、ウクライナ内閣決定の草案「12月31日まで輸出割当制を適用する農産物品目、数量及び割当発行方法の承認について」が掲載され、大統領(又は首相)の署名による最終決定が待たれている。
この草案に関しては8月も同様な動きがあったことから、100%確定したものではないが、アザロフ首相、プリシャジニュク農業政策相がこの割当制導入を既定路線とする発言を繰り返しており、また、マスコミもほぼ決定したように伝えていることから、署名は時間の問題と見られているようである。
草案で示された輸出割当品目と割当数量は以下のとおりである。
品 目 対外経済活動品目コード 数 量
(HSコードに準じたもの)
小麦、メスリンなど 1001 10 00 90 50万トン
1001 90 99 00
トウモロコシ 1005 200万トン
大麦 1003 00 90 00 20万トン
ライ麦 1002 00 00 00 1,000トン
ソバ 1008 10 00 00 1,000トン
計 270万2千トン