韓国:6月の消費者物価指数、前年同月から4.4%上昇
最終更新日:2011年7月13日
食品類は前年同月から8.5%上昇
韓国統計局によると、6月の消費者物価指数(CPI、2005年=100)は、加工食品および外食費などの上昇により前年同月から4.4%上昇の120.6と、6カ月連続で同4%台の上昇となった。前月からは0.2%の上昇にとどまったが、これは、畜産物および穀物の価格が上昇した一方で、野菜類の価格が下落したためとみられる。
食品類については、前年同月比8.5%上昇の130.0となり、2010年1月以降、平均7.5%と高い上昇率で推移している。前月との比較においても0.5%上昇している。
これを受けて韓国企画財政部は、物価安定対策を引き続き優先的に実施するとともに、家計支出に占める割合やインフレへの影響を踏まえ、外食費について積極的に対策を講じると発表した。具体的には、豚バラ焼肉を含む外食6メニューの価格について、モニタリングを行い、その結果を公表するとしている。
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