畜産物の需給動向

 6 鶏卵 


▼生 産
14年度の鶏卵の生産量は、251万4千トンとほぼ前年度並み

 近年の鶏卵の生産量は、需要の動向を反映してわずかな範囲で増減している。10年度卵価の低迷によりわずかに減少したが、その後は横ばいで推移している。
 14年度は、2,513,652トン(0.0%)と前年度並みとなった(図4、P.121)。
 生産量の先行指標となるひなのえ付け羽数は、10年度は卵価の低迷から減少した。11年から12年度は、卵価の回復に伴いおおむね前年同月を上回って推移し、13年11月まで増加傾向で推移した。このため、生産者団体等はひなえつけの自粛、繰り上げ淘汰等生産抑制を行い14年度は112,293千羽(1.8%)とわずかに増加した(図5、P.121)。