鶏卵の輸入量は、国内需要量の3〜5%程度を占め、国内の生産量、価格動向、円相場等の影響を受けて変動している。輸入は、用途に応じた手当てが可能なこと等から増加傾向にあったが、10年度は減少に転じた。11、12年度は円高が進む中、国産鶏卵の卸売価格が上昇したこと等からかなり増加した。13年度は、為替が円安傾向で推移したことや国内の卵価が低迷したこと等で減少したが、14年度は、卵黄液の大幅な増加に伴いやや増加して119,617トン(4.5%)となった(図6、P.121、122)。