畜産物の需給動向 |
■■ 2 牛肉 ■■■ |
▼在 庫 |
消費の回復、米国産牛肉の輸入停止により、国産品、輸入品ともに大幅に減少 |
在庫量は、11年度には、需要に見合った安定的な輸入が行われたため、大きく変化しなかったが、12年度は輸入量の増加に伴い、在庫量もかなり大きく増加した。
13年度には、9月にBSEが国内で確認された影響で、10月以降、国産、輸入ともに前年同月を上回って推移し、10月の在庫率は2.8ヵ月と過去最高となった。その後、在庫量は徐々に減少し、15年度末には66,809トン(▲31.0%)と、輸入品、国産品ともに大幅に減少し、在庫率は1.1ヵ月まで低下した(図17、P.70)。 |
図17 牛肉の推定期末在庫量と在庫率
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資料:農畜産業振興機構調べ 注1:在庫率=月末在庫量/推定出回り量 2:部分肉ベース |