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畜産物の需給動向 |
■■■ 7. 飼料 ■■■ |
▼粗飼料の輸入 |
18年度はTDNベースで3.3%減少 |
図5 粗飼料の輸入量
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図6 粗飼料の輸入価格
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粗飼料の輸入量(TDNベース)は、昭和60年代以降増加傾向で推移していたが、18年度には3.3ポイント下回る124万6千トンとなった。品目別の輸入量をみると、ヘイキューブの輸入が減少する一方、高温多湿なわが国では生産が困難な良質乾草の輸入が増加する傾向で推移してきたが、18年度はそれぞれ原物で31万7千トン(▲8.9%)、229万トン(▲2.0%)となり、ともに減少した。稲わら(朝鮮半島、中国および台湾から輸入された穀物のわら、もみ)は、平成16年度より完全自給を目指した取り組みが積極的に行われていることに加え、17年5月より続く中国産の輸入停止措置の影響から、17年度以降の輸入量は大幅に減少し、18年度は1万4千トン(▲72.5%)となった。 輸入価格(CIF)は、15年度上半期に円高の影響を受けて低下傾向で推移していた後、17年9月以降は、中国の船腹需要の活発化や原油価格の高騰の影響により海上運賃が上昇し、CIF価格も上昇した。18年度は、気候不安定による産地価格の高騰や、前年度と比べ円安傾向で推移したことなどから、引き続き上昇傾向で推移した(図6、P.220)。 |