<%@LANGUAGE="JAVASCRIPT" CODEPAGE="932"%> 畜産 国内編2008年度/畜産物の需給動向 2. 牛肉-輸入
畜産物の需給動向

 2. 牛肉 


▼輸 入
18年度の輸入量は、46万7千トン(2.0%)と前年度をわずかに上回る



 輸入量は、ほぼ一貫して増加傾向にあったが、13年度および14年度は国内初のBSEが確認された影響による消費減退のため大幅に減少した。15年度には回復基調に転じたものの、カナダや米国におけるBSE発生に伴う輸入停止措置の影響により16年度は大幅に下回った。17年度以降は前年をわずかに上回って推移していたが、19年度は主要輸入相手国である豪州における生産コストの上昇、豪ドル高などを背景に463千トン(▲0.9%)と減少となった。

 国別では、BSEの発生により16年度は一時停止していた北米産の輸入が、輸入再開後は増加傾向にあり、19年度は37千トン(198.7%)と前年度の約3倍となった。このため、19年度は、輸入牛肉の約8割を占めている豪州産(▲7.2%)は前年をかなりの程度下回り、ニュージーランド産(▲4.5%)についても減少した。一方、その他の国(25.3%)からの輸入は18年度の大幅な減少の反動から増加した(図3、4、参考資料P25)。