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畜産物の需給動向 |
■■■ 2. 牛肉 ■■■ |
▼国産枝肉卸売価格 | |
19年度の平均卸売価格は、1,162円/kg(▲7.8%、東京・省令)と2年連続前年を下回る |
牛枝肉卸売価格(東京市場)は、13年10月以降、国内初のBSEが確認されたことから、同年度末にかけて大幅に前年を下回ったが、14年度以降は消費の回復に伴い上昇傾向で推移した。米国産の輸入停止の影響により、16年度以降は安定上位価格を大幅に上回っている。19年度はと畜頭数の増加や、ファミリーレストラン業態のうち焼肉店の売り上げが前年度を下回るなど末端の需要が奮わなかったことを背景に、その平均はキログラム当たり1,162円(▲7.8%)と2年連続で前年を下回った(図7、参考資料P29) |
乳牛の卸売価格は、13年9月以降はBSEの影響で急激に前年同月を下回り、年度末まで大幅に低下したが14年度に入ると価格は急速に回復した。また、16年度には品質的に輸入牛肉と競合する米国産牛肉の輸入停止により価格が上昇し、17年度以降も上昇を続けた。しかし、19年度は消費の減少などから下落に転じ、年度平均でB3は867円(▲10.5%)と前年度をかなり下回った(図8、参考資料P29) | |
和牛(去勢)の卸売価格は、15年度以降は、と畜頭数の減少による生産減の影響もあり堅調に推移していたが、19年度は下落に転じ、年度平均でA5は2,464円/kg(▲0.6%)、A3は1,836円(▲6.7%)となった(図8、参考資料P29) | 交雑種の卸売価格は、5年度から17年度にかけても堅調に推移したが、18年度に入るとと畜頭数が増加したこともあり、下落に転じた。19年度は、年度平均で、交雑種去勢B3は1,336円/kg(▲7.2%)となった(図8、参考資料P29) |