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畜産物の需給動向 |
■■■ 6. 鶏卵 ■■■ |
▼輸 入 |
19年度の鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、11万3千トン(▲6.8%)と大きく減少 |
鶏卵の輸入量(殻付き換算ベース)は、国内需要量の3〜5%程度を占め、国内の生産量、価格動向、円相場などの影響を受けて変動している。鶏卵の輸入は、用途に応じた形態での手当が可能であることから、近年増加傾向で推移していたが、19年度は113千トン(▲6.8%)と前年度と比べてかなりの程度減少した。これは@国内の卵価が比較的落ち着いていることA飼料価格の世界的高騰の中で輸入メリットが減じたこと−などによる。しかし、使用方法や用途が確立されている乾燥卵(全卵粉、卵黄粉、卵白粉)に関しては、その利便性からも大きな減少はなく増加基調である。(図3、参考資料P71)。 |