畜産物の需給動向 |
図10 豚肉の卸売価格(東京・省令)
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17年度以降、卸売価格はほぼ横ばいで推移していたが、19年度後半から家計消費や業務用需要が増加し、さらに20年度前半は中国産冷凍ギョーザ事件を契機に国産志向が高まったことから、国産の枝肉卸売価格は、600円/kgを超える記録的な高値をつけた。20年度後半は生産量の増加と景気低迷などにより、価格は秋以降下げた。その結果、平成20年度の平均卸売価格は、493円/kg(▲5.2%)(東京・省令)となった(図10、参考資料P45)。 |