「でん粉」の種類と原料
最終更新日:2012年10月4日
「でん粉」とは、植物が葉緑体を使って太陽と空気中の二酸化炭素と水から光合成を行うことによって作られます。
作られた「でん粉」は、植物の根、幹、種子、果実などに蓄えられます。
石炭や石油のような「限りある資源」ではなく、太陽と空気(二酸化炭素)と水さえあれば毎年収穫できる、大地からの贈りものなのです。
「でん粉」は、ほとんどの植物に存在することから、原料の種類も多いのですが、代表的な種類と原料は、コーンスターチ(とうもろこし)、ばれいしょでん粉(ジャガイモ)、かんしょでん粉(サツマイモ)、タピオカでん粉(キャッサバ。タイ産が多い)、サゴでん粉(サゴ椰子。マレーシア産が多い)などです。
参考文献:
「でん粉製品ってこんなにあるの・・・」(日本スターチ・糖化工業会、全日本糖化工業会他)
「でん粉製品の知識」(高橋礼治 著 幸書房)1996年
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