活動開始！！シュガー探検隊！

ココア

ココアをいれるときに、あらかじめ粉の中に砂糖をまぜておくと、とかしたときに「ダマ」という粉のかたまりにならないの。
これは、ココアの粉の間にはいりこんだ砂糖が水をひきつける“脱水作用（だっすいさよう）”が働くからなんだよ。

メレンゲ

メレンゲを作るときに、砂糖を加えるとキメこまかい泡ができるの。しかもできた泡はなかなか消えないんだって！
これは、砂糖が卵白のタンパク質から水分をわけて、とってしまうからなんだよ。

ジャム、マーマレード

ジャムやマーマレードをゼリー状にするのに、砂糖は欠かせないのよ。
砂糖が、果物や野菜のかたさをつくる“ペクチン”という物質にたくさんの水をかかえこませてやわらかくしてくれるからよ。

カステラ、もち菓子

カステラやもち菓子がなかなかかたくならないのは砂糖を使っているおかげなんだよ。
砂糖が水分をかかえこんでくれるから、デンプンの老化をふせぐの。スゴイね！

化粧品

ホントにびっくり！化粧品にも砂糖は使われているんだよ！
砂糖が水分を保ってくれる効果を利用して、肌の“保湿性（ほしつせい）”を高めてあげるんだって。

カスタードプリン、卵焼き

カスタードプリンや卵焼きに砂糖を使うとなめらかな口あたりのよいしあがりになるんだ。
それは、砂糖が卵や牛乳のタンパク質の固まる温度を高めて、やわらかさを保ってくれるからさ。

ビーフシチュー

ビーフシチューを煮るとき、あらかじめお肉に砂糖をもみこんでおくと、早くやわらかくなるんだ。
これは、砂糖が水をひきつけて、お肉の組織の“コラーゲン”に水を結びつけてとかすからなんだ。

パン

パン生地に砂糖を加えてあげると大きくふくらんでくれるんだ。
パンがふくらむための“酵母（こうぼ）”は糖分（とうぶん）を栄養源にしている。だから砂糖のような糖分を加えると発酵（はっこう）しやすくなるんだ。

おせち料理

お正月には欠かせないおせち料理には、いろいろと砂糖が使われているんだ。理由は長い間、料理をおいしく保つため。
カビや細菌は水がないと生きられない。砂糖をたくさん使っておけば、食品の水分をしっかりかかえこんでくれるから、細菌が増えにくいってわけさ。さすが！

その他のすごい使い方

食品以外にもこんな使い方をしているんだ。

・冷蔵庫の断熱材
・紙やコンクリートの添加剤

まだまだ、身のまわりにもあるかも?みんなもさがしてみてくれ！