ALIC/駐在員トピックス
平成17年(2005年)2月分
◎ ロシア、ブラジル産鶏肉輸入停止を解禁 【ブエノスアイレス駐在事務所 平成17年2月15日】 ◎ 鳥インフルエンザで女性が死亡(カンボジア) 【シンガポール駐在事務所 平成17年2月2日】
◎ ロシア、ブラジル産鶏肉輸入停止を解禁 【ブエノスアイレス駐在事務所 平成17年2月15日】 2月4日、ブラジル農務省(MAPA)はロシア政府がアマゾナス州で発生した口蹄疫により2004年 9月以降停止していたブラジルからの食肉輸入を一部解除すると通知してきたことを公表した。 これにより、ロシアはパラ州およびアマゾナス州を除くブラジル産鶏肉の輸入を再開する。しかし、 牛肉と豚肉については停止が継続されることから、MAPAの技術ミッションがロシアを訪れ、輸入 解禁に向けた交渉を行うとしている。
◎ 鳥インフルエンザで女性が死亡(カンボジア) 【シンガポール駐在事務所 平成17年2月2日】 2月1日、ベトナムのホーチミン市のパスツール研究所は、1月31日に死亡したカンボジア人の女性 (25歳)が、鳥インフルエンザ(H5N1亜型)によるものだったことを確認した。これまで、東南アジ アではベトナムとタイでのみ鳥インフルエンザによる死者が確認されており、カンボジアでの死者は 初めてである。この女性は病状が悪化したため、カンボジア南部のカンポット県から国境を越えてベ トナムのキエンジャン県に移送されていた。当該女性の弟も同様の症状で1月18日に死亡したとされ ている。カンボジアでの鳥インフルエンザのOIEへの報告は昨年9月が最終となっている。