ホーム > 農畜産業振興機構について > 農畜産業振興機構年報 > 平成15事業年度 農畜産業振興機構年報 > 6.共通事項(平成15事業年度 年報) > IV 蚕糸に関する情報業務(平成15事業年度 年報 共通事項)

IV 蚕糸に関する情報業務(平成15事業年度 年報 共通事項)

印刷ページ

最終更新日:2008年12月2日

1 国内蚕糸絹業調査

(1)全国絹織物生産高調査

絹織物製造業者の生糸消費及び絹織物の生産動向を把握するため、全国の絹織物産地における(1)生糸類(生糸、玉糸、野蚕糸、手紡絹糸、絹紡糸、柞紡糸)の用途別消費高、(2)品種別絹織物生産高等について調査した。


(2)絹縫糸業調査

縫糸用生糸消費高及び品目別縫糸生産高等について調査した。


(3)輸入絹織物最終用途別消化状況調査

輸入絹織物の最終用途別消化状況と国内産絹織物との競合状況を明らかにするため、(株)繊維市場研究社に委託し、京浜、京阪神及びその他に所在する絹織物輸入商社、生地問屋、アパレルメーカーを対象にその実態ついて調査した。


(4)シルクパウダー・シルク水溶液業界実態調査

シルクの新たな用途であるシルクパウダー及びシルク水溶液について、生産や需要の動向を把握するため、 (株) 繊維市場研究社に委託し、製造業者、輸入業者、問屋及び大手ユーザーを対象にその実態について調査した。


2 海外蚕糸絹業調査

海外の絹需給を的確に把握するため、海外各国の蚕糸絹業について可能な限りの資料、情報等の入手に努めた。また、15年度は、イタリア、インドの蚕糸絹業事情について現地調査を実施した。

3 情報の提供

国内及び海外の蚕糸絹業に関する情報及び事業団が行った調査の結果等について、関係業界に広く提供するため、「シルク情報」として毎月700部を発行し、15年度については「蚕糸関係博物館等一覧」を新たに掲載し、内容の充実を図った。また、これらの情報を広く提供するため、シルク情報ホームページを運用し、関係機関29箇所のホームページへのリンクを設定することにより、利用者が幅広い情報を選択できるよう努めた。15年度には、畜産、野菜、砂糖と共にトップページを一新した。