調査情報部(国際調査グループ)の先輩
最終更新日:2024年3月1日
現在の業務内容を教えてください。
〜海外の農畜産業に関する情報収集・提供業務〜
私の所属する調査情報部では、国内外の農畜産物の需給動向や農業政策、技術革新などの経営安定に資する情報を収集し、それらの情報を情報誌やホームページ等を通じて生産者や加工・流通関係者、消費者などに提供しています。その中でも国際調査グループでは、海外の情報を収集する仕事を行っています。日本は多くの農畜産物を海外から輸入しているだけでなく、輸出にも力を入れており、海外の需給動向や政策は日本の生産現場から食卓まで広く影響することがあります。私は欧州地域を担当しており、EUや英国の政府や関係機関が公表する政策や生産動向、消費動向などの情報を日々収集し、記事を執筆しています。また、出張で実際に海外に行くこともあり、現地で関係者への聞き取りや農場を訪問するなどの調査を行い、情報誌のネタを収集したり、海外の業界関係者との関係構築を図り、より良い情報の収集・発信に努めています。
☆海外情報☆
畜産、
砂糖、
でん粉
ズバリ!入構を決めた理由とは?
〜日本の食を支える仕事がしたい!〜
農学系の大学だったこともあり、卒業後は日本の食、特に生産現場を支える仕事がしたいと考えていました。alicは独立行政法人として生産者の経営安定対策や価格安定対策などの幅広い事業を実施しており、自分の考えていた仕事が様々な分野でできると感じたことが入構の決め手でした。
alicの「いいところ」、教えてください!
〜農畜産業の幅広い分野に携われる〜
alicでは、畜産、野菜、砂糖、でん粉の4部門の業務を実施しており、農畜産業界の中でも幅広い分野の仕事ができることが魅力だと感じています。私の場合、これまでにでん粉、砂糖、畜産の部署で業務にあたってきました。また、1年半、海外(米国)で日本の農畜産物・食品の輸出促進に関する業務にも携わりました。どの仕事もとてもやりがいがあり、非常に貴重な経験だったと感じています。
また、これだけ幅広い分野の仕事をしていると、異動の際に全く新しい業務をするということもあり不安に感じることもありますが、アットホームな職場で周りの職員が丁寧に教えてくれるので、安心して業務にあたることができています。
思い出に残る仕事
〜TPP発効時の新規業務の立ち上げ〜
入構2年目に配属された部署では、当時一般のテレビ報道などでも大きく取り上げられていた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の発効により、新たな業務が始まることになっていました。その準備として、業務量や必要な人員の想定、業務で使用する専用システムの動作確認などを先輩方と一緒に試行錯誤しながら進めました。alicで新規業務が立ち上がることはあまり多くないため、悪戦苦闘の日々でしたが、全体を見ながらチームで連携して業務を行うことなど、その後の仕事に役に立つことも多かったです。また、関係する事業者向けの説明会を全国各地で開催し、普段顔を合わせる機会が少なかった関係者と直接話をできたことも印象に残っています。
オフタイムの過ごし方が知りたい!
〜家族とひたすらドライブ!〜
自宅が職場から遠いこともあり、平日はなかなか家族との時間を取れないので、休日は家族みんなでドライブに行くことが多いです。普段の休日は近場の公園や少し足を延ばして日帰り旅行をして、夏休みや年末年始は泊りがけの旅行をして、家族との時間を満喫しています。今後は、コロナ禍や子供の誕生などでしばらく遠ざかっていたスポーツ観戦にも子供を連れて行くつもりです!
就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!
〜就職活動は自分自身を見つめなおす良い機会!〜
就職活動は自分の将来を決める非常に重要なイベントだと思うので、不安や悩みも多いかと思います。私も就活中は悩みが尽きなかったことを覚えています。思い通りにならなかったり、自分が何をしたいのか分からなくなったりすることも多々あると思います。そんな時は、ご自身のこれまでを振り返りつつ、将来を思い描くと自分のやりたいことや強みが少しはっきりして自信に繋がるかもしれません。私自身が当時、そういった観点で自分を見つめなおしていたわけではないですが、思い返すと忙しい中でも将来について思い描いていたような気がします。
就職活動の苦労や達成感などの経験は将来に必ず生きると思います。皆様が社会人になってご活躍されることを楽しみにしています。また、alicで一緒に働けることを心待ちにしています!
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297
Fax:03-3582-3397