野菜振興部需給業務課の先輩
最終更新日:2024年3月1日
現在の業務内容を教えてください。
〜野菜の需給に関する情報収集・提供や国産野菜取引のマッチング支援等を行っています〜
私が所属する課では、野菜情報総合把握システム「ベジ探」というサイトを運用しています。このサイトは、野菜の産地が需給動向を的確に把握し、計画的な生産・出荷が可能となるよう支援すること、また、産地の状況や野菜に対する消費者の理解促進に寄与することを目的としています。市況、輸出入動向、消費動向、生産動向のほか、自主学習用の教材など、野菜に関する様々な情報を収集・分析し、日々分かりやすく提供しています。
また、この業務に加え、国産やさいの生産者と実需者を結ぶマッチングサイト「べジマチ」も併せて運用しています。このサイトは、近年需要が伸びている、国産の加工・業務用野菜の取引を推進することを目的としており、様々な規模の生産者と実需者がサイト上でお互いに取引相手を探し、商談をすることができます。運営事務局である需給業務課では、登録者のフォローや、登録者を増やすための宣伝活動を行っています。
☆ベジ探は
こちら☆
☆ベジマチはこちら☆
ズバリ!入構を決めた理由とは?
〜職員の方々の雰囲気と働き方が決め手になりました〜
私は大学で農業経済を専攻しており、学部の図書室にあった「畜産の情報」というalicが発行している情報誌を見て、alicの存在を知りました。大学での座学や農家実習の経験から、将来は漠然と、農業経営を支援する仕事で日本の農業を元気にしたいと考えていました。また、民間企業より公的機関の方が自分の性格に合っていると思ったため、alicの説明会に参加し、選考に進みました。
同じように生産者を支援することができる仕事は他にもありますが、最終的にalicに就職することを決めたのは、説明会や選考でお会いした職員の方々の雰囲気や、仕事とプライベートのどちらも充実しているという話を聞いて、その働き方に魅力を感じたからです。
入構して4年が経ちますが、入構前と大きなギャップもなく元気に働けています。
alicの「いいところ」、教えてください!
〜勉強できる場が多い〜
alicでは2〜3年を目途に部署異動があり、農業に関わる畜産・野菜・特産(砂糖・でん粉)の3部門のほか、総務や経理などの管理部門、情報誌に関わる調査情報部をローテーションすることになっています。
私は、入構して最初は、畜産のうち酪農の部署に3年間配属されており、酪農家に限らず、酪農に携わる様々な方を支援する補助事業を行っていました。コロナ禍での入構でしたがリモートを含め様々な研修に参加し、さらに出張では生産現場や工場などを見せていただく貴重な機会がありました。特に畜産部門では、同じ部署内でも牛や豚、飼料など、さらに細分化された分野の研修に参加できるため、専門的な知識を付けることができると思います。
その後現在の部署に異動となり、大きく異なる業務に不安もありましたが、会議やセミナー、現地調査などに参加する機会があり、日々勉強になる経験ばかりです。どの分野でも、興味を持って積極的に参加すれば勉強させてもらえる環境があり、非常にありがたく感じています。
仕事のやりがいは・・・?
〜嬉しいお声をいただくことがあります〜
「べジマチ」の登録者である生産者や実需者の方から、「サイト上でマッチングした方と商談が成立した」という嬉しい報告とともに、感謝の言葉をいただいたときは、やっていて良かったとやりがいを感じます。また、「べジマチ」には様々な規模の登録者がいることから、マッチング率を上げるためにも登録者数を増やす必要があり、そのための宣伝活動が結果に繋がったと実感することがあります。 ちなみに、「ベジ探」に関する業務の中で、野菜の主要品目における卸売価格や小売価格の動向を見ているため、自分がスーパーマーケットで買い物する際にも役立っています。
オフタイムの過ごし方が知りたい!
〜休みの日は映画やドラマでリフレッシュ〜
私は映画やドラマを観ることが趣味で、週末は映画館に足を運んだり、家でドラマを一気に視聴したりしてリフレッシュしています。alicでは健康デーとして、月1日の有給休暇取得を推奨しており、有給休暇は1時間単位でも取得できるため、時には時間休を活用し、退勤後そのまま映画館に向かうこともあります。
また、有給休暇は入構した月から取得可能なので、慣れない新社会人にとって非常に良い環境だと思います。さらに、私は実家が遠方にあるため、夏季休暇と有給休暇を繋げて取得することで長く帰省することができ、助かっています。
就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!
〜働く上で優先したいポイントを明確に!〜
就職活動では、たくさんの会社と一期一会の出会いをすると思います。限られた機会の中で、全てが自分の理想に一致した会社を見つけることは難しいかもしれませんが、自分が働く姿を想像し、働く上で優先したいポイントを明確にすることで、絞りやすくなるはずです。私の場合、興味のある分野や業務はある程度絞れていたので、働き方や職員の人となりなどを特に重視し、情報収集をしていました。
また、面接では自分をアピールできているか不安になるかもしれませんが、どのような点に惹かれて選考を受けているか、熱く語ることが大事だと思います。
alicは農畜産業に関わる法人ではありますが、決して大学で農業系を専攻していた職員ばかりではありません。取材をしてボリュームのある原稿を書いたり、法律を読み解いたりと、誰しも初めて触れる分野がある分、様々な専攻の方が活躍できる場ですので、臆せず積極的に挑戦してみてください。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297
Fax:03-3582-3397