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酪農乳業部の先輩

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最終更新日:2024年3月1日

現在の業務内容を教えてください。

現地調査(米国)
〜指定乳製品等の国家貿易の実施〜身近に感じた脱脂粉乳

alicの業務といえば、「生産者支援」。しかし、私の所属する酪農乳業部乳製品課は、「需給調整」という生産者の皆様とは少し離れたところの業務となります。具体的には、WTO協定の下、国家貿易機関として乳製品の輸入と売渡しを行っています。対象となるバターや脱脂粉乳等は、生乳を原料としており、無秩序に輸入が行われると国内生乳需給が不安定化します。また、この輸入と売渡しで生じる売買差益は生産者支援のために使用されます。
 その他にも、小売店におけるバターの販売状況や乳製品の生産・流通に関する調査の実施、乳製品に関する国内統計の作成、さらには酪農家や乳業メーカー、乳製品実需者、消費者団体などとの会議の運営など、業務は多岐にわたります。
 
担当する制度概要はこちら↓
alicによる指定乳製品等の輸入・売渡し

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜畜産に何かしら関わりたい〜

 動物と食に興味があり、学生時代には畜産を専攻していました。就職活動中に、漠然と畜産に何かしら関わりがある仕事に就きたいと思っていた時に、大学の図書館に置いてあった情報誌「畜産の情報」に「alic」の名前を見つけたのがalicを知るきっかけでした。

alicの「いいところ」、教えてください!

〜農畜産業に幅広く携わることができる〜

 畜産に関われると思い入構して今年で入構7年目になります。alicでは数年ごとに部署が変わり、農畜産業に幅広く携わる様々な業界のことに携われるのが、いいところだと思います。私も、入構直後2年間は肉用牛繁殖経営を取り巻く業界で、生産者はもちろんのこと、家畜市場などのことも知ることができました。入構2年後の那覇事務所では、さとうきび作生産者や製糖工場、そして現在では乳業メーカーや輸入商社をはじめとする物流に関係する業界についてなど広く様々な業界のことを勉強することができています。

思い出に残る仕事は・・・?

〜毎月聞き取ったメモ取り〜

 私が入構して最初に所属した部署では、毎月家畜市場関係者に電話をして、市況について現場の「生の声」と聞き取って、そのメモを部内共有していました。市場関係者には忙しい中対応いただいていたので、はじめは時間を掛けてはいけない、と思って早めに終えてしまいましたが、出来上がったメモを上司に見てもらうと「では、ここはこういうことか?」「結局どういうことか?」と聞かれましたが、自分では答えられず、結局もう一度確認のために聞き直してしまって、かえって相手の時間を取ってしまいました。そのとき上司や先輩に言われたのが「君が聞いた話なんだから君がわからないことは私にはわからない。」ということでした。
 これは今でも私が相手の話を聞くときには気を付けていることの一つです。話を聞くからには、少なくともそのとき自分が疑問に感じたところは自分が納得するように聞くことが大切だと感じています。

マストアイテムはコレ!

pen
〜ノートとボールペン〜

 受けた問合せに対する回答案を考えるときなど、自分の頭で考えていることを整理するのにも、一度書き出してみると新しくわかることがよくあります。alicでは、交付金の交付業務などで様々なルールを作ってそのルールに基づいて業務を遂行していますが、ルールに関する問合せなどもよく受けます。
 聞き取った内容をメモしたり、問合せに対する回答案を考えるときなどに、まだ確認が必要な箇所(まだわかっていない箇所)や事実(わかったこと)などをときには絵や図を描いて整理したりしています。

就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!

〜自分と向き合う機会と前向きに捉えて〜

 就職活動中には、周囲で内定の知らせを受けている学生が増えてくると焦りました。中には複数の会社から内定の知らせを受けている方もいて、そういう方と比べると自分の劣る部分ばかり気になりました。しかし、今にして思えば、自分のことを客観視するいい機会を与えられたのだと思います。それはその後の生活でも生かされていると感じることがあります。自分の将来に関わることですので、「焦らず」などとは言えませんが、「自分と向き合う機会」と思えると多少落ち着けるのではないか、と思います。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397