7月における天然でん粉の輸入量は、前年同月比20.6%減の1万3900トンとなった。その内訳を見ると、タピオカでん粉が前年同月比26.0%減となる1万400トン、ばれいしょでん粉が同26.6%減となる1400トン、サゴでん粉が同11.0%増となる1500トンであった。
7月の輸入価格(CIF)は、タピオカでん粉が前年同月比70.3%高のキログラム当たり45.3円、ばれいしょでん粉が同20.1%安の37.3円と、タピオカでん粉価格が高騰しているため、3カ月連続でタピオカでん粉価格がばれいしょでん粉価格を上回ることとなった。
また、1〜7月の累計では、天然でん粉の輸入量は、前年同期比5.8%減の8万7400トンであり、平均輸入価格は、タピオカでん粉が前年同期比42.4%高のキログラム当たり39.3円、ばれいしょでん粉が同29.8%安の37.9円となっている。