・8月の天然でん粉輸入量は、1万3900トン(前年同月比28.2%減)
内訳は、タピオカでん粉が49.6%減となる7900トン、ばれいしょでん粉が83.0%増となる3400トン、サゴでん粉が55.8%増となる2600トンであった。タピオカでん粉価格が高騰しているため、比較的安価なばれいしょでん粉に切り替えているとみられる。
・1〜8月の累計輸入量は、10万1400トン(前年同期比9.6%減)
内訳は、タピオカでん粉が20.1%減となる7万3400トン、ばれいしょでん粉が47.2%増となる1万2700トンとなった。
・8月の輸入価格(CIF)は、4カ月連続でタピオカがばれいしょを上回る
タピオカでん粉が前年同月比70.2%高のキログラム当たり45.4円、ばれいしょでん粉が19.3%安の38.5円となった。また、1〜8月の平均では、タピオカでん粉が45.6%高のキログラム当たり40.0円、ばれいしょでん粉が27.6%安の38.1円となっている。