・9月の天然でん粉輸入量は、1万4500トン(前年同月比16.7%減)
内訳は、タピオカでん粉が37.1%減となる9000トン、ばれいしょでん粉が251.3%増となる3900トン、サゴでん粉が17.4%減となる1600トンであった。タピオカでん粉価格が高騰しているため、ユーザーは比較的安価なばれいしょでん粉に切り替えているとみられる。
・1〜9月の累計輸入量は、11万5900トン(前年同期比10.6%減)
内訳は、タピオカでん粉が22.4%減となる8万2400トン、ばれいしょでん粉が70.3%増となる1万6500トンとなった。
・9月の輸入価格(CIF)は、5カ月連続でタピオカがばれいしょを上回る
タピオカでん粉が前年同月比73.6%高のトン当たり47,660円、ばれいしょでん粉が32.7%安の35,980円となった。また、1〜9月の平均では、タピオカでん粉が48.6%高の40,800円、ばれいしょでん粉が28.7%安の37,580円となっている。
◆化工でん粉輸入の動向◆