・12月の輸出量は1万400トン(前年同月比60.7%増)
国別では、カナダ2500トン(24.9%増)、インドネシア1300トン(前年同月の約34倍)、日本900トン(23.0%増)、コロンビア800トン(前年同月の約3倍)、ドイツ600トン(前年同月の約2倍)であった。
タピオカやばれいしょでん粉の価格が高騰しているため、代替需要から増加傾向で推移しているとみられる。特にインドネシアの輸入増については、国内タピオカでん粉減産分の手当てとみられる。
・2010年の輸出量は16万2800トン(前年比60.7%増)
国別では、インドネシア4万100トン(前年の約49倍)、カナダ3万1400トン(0.9%増)、メキシコ2万600トン(2.9%増)、英国1万5500トン(14.9%減)、日本8900トン(10.6%増)となった。
インドネシアについては、国内のタピオカでん粉減産分の手当のため、前年から大幅に増加することとなった。
・12月の輸出価格(FOB)は前月比17.4%高のトン当たり540米ドル(前年同月比12.9%安)
とうもろこし価格の上昇から値を上げ、日本向けも14.3%高の560米ドルとなった。2010年の平均では、前年比18.9%安の490米ドルとなった。
◆化工でん粉輸出の動向◆