・12月の天然でん粉輸入量は、1万100トン(前年同月比31.1%減)
内訳は、タピオカでん粉が33.0%減となる8600トン、サゴでん粉が74.7%増となる1500トン、ばれいしょでん粉が98.0%減となる20トンであった。
・2010年の累計輸入量は、14万3600トン(前年比13.8%減)
内訳は、タピオカでん粉が23.1%減となる10万5400トン、ばれいしょでん粉が34.7%増となる1万7000トンとなった。タピオカでん粉輸入量が価格高騰で減少した一方で、年初に割安感のあったばれいしょでん粉が増加することとなった。
・12月の輸入価格(CIF)は、タピオカでん粉がわずかに上げる
タピオカでん粉価格が前月比3.3%高のトン当たり42,600円(前年同月比49.5%高)、ばれいしょでん粉価格が66.5%高の79,600円(102.8%高)であった。また、2010年の平均では、ばれいしょでん粉が23.7%安の38,000円となっている一方、タピオカでん粉は現地高から48.7%高の41,000円となった。
◆化工でん粉輸入の動向◆