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国内のでん粉需給動向

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最終更新日:2011年5月6日

国内のでん粉需給動向

2011年5月

調査情報部

◆天然でん粉輸入の動向◆

 
 
 
 
・2月の天然でん粉輸入量は、2万7900トン(前年同月比2.1%減)
 内訳は、タピオカでん粉が20.2%増となる9800トン、サゴでん粉が23.0%増となる1800トン、ばれいしょでん粉が30.0%減となる1500トンであった。

・2月の輸入価格(CIF)は、タピオカでん粉が続伸
 タピオカでん粉価格が前月比9.5%高のトン当たり4万7600円(前年同月比35.1%高)、ばれいしょでん粉価格が2.1%高の7万1100円(88.5%高)であった。ともに需給がひっ迫しているため、前年の水準を大幅に上回っている。

◆化工でん粉輸入の動向◆

 
 
・2月の化工でん粉輸入量は、2万9700トン(前年同月比11.0%減)
 内訳は、でん粉誘導体(HScode3505.10.100)が2万9000トン、デキストリン(HScode3505.10.200)が700トンであった。でん粉誘導体の輸入先国は、タイが1万8000トンと6割近くを占め、次いで米国2600トン、ベトナム2200トン、中国1800トンとなっている。でん粉誘導体の輸入価格(CIF)は、前月比0.1%高のトン当たり7万5200円。デキストリンは17.6%高の12万7700円であった。 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713