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国内のでん粉需給動向

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最終更新日:2012年6月11日

国内のでん粉需給動向

2012年6月

調査情報部

◆天然でん粉輸入の動向◆

・3月の天然でん粉輸入量は、約1万6000トン(前年同月比25.6%減)
 内訳は、タピオカでん粉が前年同月比29.8%減となる1万2200トン、サゴでん粉が同27.3%減となる1600トン、ばれいしょでん粉が同21.9%増となる2200トンであった。

・3月の輸入価格(CIF)、タピオカでん粉、ばれいしょでん粉ともに前月より値を上げる
 タピオカでん粉価格は前月比5.4%高のトン当たり3万9000円(前年同月比16.3%安)、ばれいしょでん粉価格は同5.7%高の8万8000円(同31.1%高)であった。タピオカでん粉、ばれいしょでん粉ともに前月より値を上げた。
 
 
 
 

◆化工でん粉輸入の動向◆

・3月の化工でん粉輸入量は、3万5400トン(前年同月比14.9%減)
 内訳は、でん粉誘導体(HScode3505.10.100)が3万3400トン、デキストリン(HScode3505.10.200)が1900トンであった。でん粉誘導体の輸入相手国は、タイが1万4300トンと全体の43%を占め、次いで米国4700トン、ベトナム3900トン、中国3500トンとなっている。でん粉誘導体の輸入価格(CIF)は、前月比4.5%高のトン当たり7万1000円。デキストリンは同18.3%安の9万4000円であった。
 
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713