札幌事務所
平成24年9月26日(水)に札幌市の北海道第2水産ビルの会議室において、「北海道産馬鈴しょの安定供給に関する検討会(第2回)」が開催された。
同検討会は、北海道農政部食の安全推進局農産振興課が主催し、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種の普及拡大に向けた課題や対策を検討するものであり、生産者団体、試験研究機関、消費・流通・加工関係団体、行政など26名で構成されている。
第2回検討会では、これまでの議論の整理として、ジャガイモシストセンチュウ対策としては抵抗性品種の導入が効果的あり、抵抗性品種の普及拡大は幅広い関係者が連携して取り組む必要があることが確認された。また、「抵抗性」という性質が食の安全上問題ないことについても整理が行われた。
続いて、新たな抵抗性品種の研究開発や普及拡大の体制整備など、抵抗性品種の普及拡大に関する課題と対策などについて参加者による意見交換が行われた。
今後は、第3回目を年内に開催しジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種の普及拡大に向けた対策を取りまとめる予定としている。
なお、詳細については、北海道農政部食の安全推進局農産振興課のホームページにおいて紹介されている。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/nsk/potetokentou.htm