地域だより
最終更新日:2015年7月15日
でん粉の価格調整制度を周知〜「第46回澱粉研修会」〜
2015年7月
平成27年7月2日(木)に北海道澱粉工業協会主催により第46回澱粉研修会がホテル大平原(音更町)で開催された。
当事務所は、同研修会の機会を利用し、農協やでん粉工場の関係者に対してでん粉の価格調整制度の目的、事務手続きなどについて説明を行い、国内産いもでん粉交付金に係る交付業務を適切かつ円滑に実施することの周知を図った。
当事務所は、「でん粉の価格調整制度の概要等について」と題し、わが国のでん粉の需給および情勢、でん粉の価格調整制度の目的や仕組みなどについて解説した。その後、国内産いもでん粉交付金の交付を受けるための要件、事務手続きの流れなどを説明するとともに、交付要件や申請内容の確認を行う現地調査に対する理解と協力を求めた。
講演の最後のあいさつで、当事務所の石井所長から、「原料用ばれいしょおよびでん粉の生産は北海道農業や地域経済に欠かせないものであり、でん粉の安定供給およびでん粉工場の安定的な運営の下支えとなっているでん粉の価格調整制度を、当機構は、1)責任と使命感を持って実施していく所存である、2)でん粉価格調整制度を通じて、でん粉原料用ばれいしょ生産者やばれいしょでん粉工場の役に立ち、応援している」と結んだ。
なお、この研修会では、当事務所のほか、ホクレン農業協同組合連合会農産事業本部農産部でん粉課の山本課長は「でん粉をめぐる情勢とフードディフェンス対応について」と題し、中部化工建設鰍フ片平代表取締役は「ハイドロサイクロンの運転管理について」と題し、北海道農業団体健康保険組合の秋田保健師は「澱粉工場における交代勤務の健康管理について」と題してそれぞれ講演を行った。
このような機会を与えていただきました北海道澱粉工業協会の皆さまに、この場を借りて改めて感謝申し上げます。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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