地域だより
最終更新日:2015年8月4日
平成27年度 九州農政局鹿児島地域センター「食育月間」の取り組みへの出展について
2015年8月
九州農政局鹿児島地域センター(以下「鹿児島地域センター」という)は、「食育推進基本計画」により定められている毎年6月の「食育月間」の取り組みとして、平成27年6月1日から6月30日まで、鹿児島県内の複数カ所において、一般消費者を対象に、食育パネルや食事バランスガイドのコマ模型の展示、農林水産省が作成したパンフレットの配布などを行った。
当事務所も、鹿児島地域センターの取り組みに併せ、砂糖・でん粉の価格調整制度(以下「価格調整制度」という)の周知・浸透を図るため、砂糖に関するパネルなどの展示、価格調整制度に関するパンフレットや砂糖を用いたレシピ集などの提供を行った。このうち、薩摩川内市にある鹿児島純心女子大学では、6月15日から19日の間、鹿児島地域センター、薩摩川内市、当事務所の共催で展示が実施された。6月15日および19日には、当事務所職員も立ち会い、同大学の学生の皆さんに価格調整制度の説明などを行った。
15日は、昼休みなどにパネル閲覧に訪れた学生に対して、制度の説明を行うとともに、上白糖や三温糖、氷砂糖などさまざまな砂糖のサンプルを提示することで、砂糖の種類の多様さを視覚で実感していただいた。
また19日は、当事務所の真弓所長が、同大学看護栄養学部の1年生を対象に価格調整制度の概要についてパンフレットを用いて解説した。説明を聞いた学生からは、「砂糖にはサトウキビだけではなく、てん菜から作られるものもあると初めて知った」「でん粉原料用かんしょの新品種「こなみずき」のでん粉を購入してみたい」といった感想があがり、所長による解説に耳を傾けていた。
当事務所では、砂糖・でん粉の価格調整制度の安定的な運営に資するよう、引き続き、関係機関と連携し、価格調整制度の周知・浸透の取り組みを行ってまいりたい。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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