ホーム > でん粉 > でん粉の国際需給 > 2. 日本の品目別主要輸入先国の動向
最終更新日:2015年8月10日
〜 EUのでん粉の輸入関税 〜 国際的に価格競争力のあるタピオカでん粉の輸入に関しては、関税割当制度により、タイに年間1万トン、その他の国に年間1万500トンの輸入割当が設定されており、割当内であれば、関税は1トン当たり66ユーロ(9156円)となるが、割当以外では同166ユーロ(2万3029円)が適用される。 また、デキストリンやでん粉誘導体などの化工でん粉に関しては、韓国、EEA(欧州経済領域;European Economic Area)(注1)諸国などとの間で、例外税率が適用されており、EUと韓国については、2011年7月にFTAが発効され、6年間で段階的に関税を引き下げ、最終的に撤廃すると規定されている。2015年7月現在で5年目となったことから、この規定に従えば、2016年7月に化工でん粉に関しては韓国からの輸入は無税となる予定である。 |