鹿児島事務所
当事務所では、平成25年産の品目別経営安定対策の交付金交付に係る事務手続きを的確かつ円滑に行うことを目的として、代理人や関係機関などの事務担当者を対象とした品目別経営安定対策交付金交付に係る事務手続き説明会(でん粉原料用かんしょ及び国内産かんしょでん粉)を平成25年4月17日(水)に開催した(出席者54名)。
かんしょは南九州地域(鹿児島県、宮崎県)の経済を支える重要な作物であり、このかんしょを原料として製造されるかんしょでん粉は、糖化製品をはじめとする多様な製品原料として利用され、今後も新たな加工食品への用途拡大及び需要拡大が期待されている。こうした状況下、平成24年産のでん粉原料用いも交付金(かんしょ)の交付対象者は6446人(対前年比:約90%)、対象生産者の総作付面積は59万4560.6アール(同:約90%)、かんしょを原料としてでん粉を製造する国内産いもでん粉交付金交付対象事業者は21者19工場である。
説明会では、星鹿児島事務所長の挨拶に引き続き、古河所長代理よりでん粉原料用いも交付金交付要綱及び国内産いもでん粉交付金交付要綱の一部改正(以下、「要綱の一部改正」という。)ならびに品目別経営安定対策に係る制度の概要について、また、谷所員より生産者交付金および事業者交付金に係る事務手続きについて、それぞれ説明を行った。
事務手続きに係る主な内容としては、要綱の一部改正に伴う様式の変更や要件審査申請書などの各様式の記載方法に関する留意点、生産者交付金交付事務手続きの流れなどについて説明を行い、特段の質問事項はなかった。
説明会の最後に、星鹿児島事務所長から、参集いただいた代理人を通じて生産者の皆様に当該事務手続きについて周知徹底いただくとともに、平成25年産要件審査申請や交付金交付申請の事務手続きについて円滑かつ適正に実施していただくよう、協力をお願いして説明会を終了した。