
ホーム > でん粉 > でん粉の国際需給 > 2. 日本の品目別主要輸入先国の動向
最終更新日:2017年11月10日
コラム ドイツのでん粉原料用ばれいしょの品種についてEU最大のばれいしょでん粉生産国であるドイツでは、再生可能エネルギー法(Erneuerbare Energien Gesetz:EEG)の改正(注)に伴う青刈りトウモロコシへの転作の進展などにより、近年のでん粉原料用ばれいしょの作付面積は減少傾向で推移している。そのような中、同国では、より生産性の高い品種の栽培などにより、生産量の維持に努めている。同国で採種されているでん粉原料用ばれいしょの主要な種苗用品種は表の通りで、Kuras種が最も栽培されており、次いでVerdi種、Eurostarch種などとなっている。今回はこの3品種について紹介する。(注)2004年の改正により、トウモロコシなどの再生可能原料を利用した電力に対して買い取り価格が加算される「再生可能原料ボーナス」が新たに導入され、ばれいしょからトウモロコシへの転作が進んだ。詳細は『砂糖類・でん粉情報』(2016年3月号)「CAP改革後のばれいしょでん粉主要生産国の動向〜大きな変革期を迎えたEU〜」を参照されたい。
1.Kuras種
2.Verdi種
3.Eurostarch種
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