【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
12月の輸入量は前年同月から大幅に増加
財務省「貿易統計」によると、2018年12月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、25万1331トン(前年同月比21.6%増、前月比15.3%減)となり、前年同月から大幅に増加した(
図14)。
輸入先国は、米国がほとんどを占め、次いで南アフリカ、ロシアとなっている。国別の輸入量は次の通りであった。
米国 24万3686トン
(前年同月比43.1%増、前月比16.9%減)
南アフリカ 7355トン
(同8.1%減、同98.8%増)
ロシア 290トン
(前年同月および前月輸入実績なし)
2018年12月の1トン当たりの輸入価格は、2万5041円(前年同月比11.0%高、前月比0.8%安)と、前年同月からかなり上昇した。
国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。
米国 2万5063円
(前年同月比10.2%高、前月比0.7%安)
南アフリカ 2万4378円
(同14.8%高、同0.4%安)
ロシア 2万3307円
(前年同月および前月輸入実績なし)
2018年1〜12月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、前年比4.6%増の338万9751トンとなり、過去5年間(2014〜2018年)で最も多い輸入量となった(
図15)。
また、同年の1トン当たりの輸入価格は、前年比5.3%高の2万4251円となった。