alicの大会議室において、令和6年7月25日(木)、26日(金)にでん粉の用途拡大や高付加価値化による需要の拡大を目的に「澱粉研究交流会〜農研機構の澱粉研究最前線〜」(主催:農林水産省農産局および農林水産技術会議事務局、協力:独立行政法人農畜産業振興機構)が開催されました。本交流会は、
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
食品研究部門(つくば市)におけるでん粉関連の最新の研究について、でん粉に関わる民間企業の皆さま向けに研究課題とその内容を、研究者本人からご紹介頂き、併せて企業のニーズに基づいた意見交換が行える場を設けることを目的に開催されたものであり、alicとしても国と民間のでん粉研究者をつなげる本取り組みに全面的に協力をしたところです。
当日は農研機構、全国澱粉協同組合連合会、全国加工澱粉工業協同組合、全日本糖化工業会、日本スターチ・糖化工業会、および各団体会員社など58人の方々にご参加いただき活発な意見交換が行われました(写真1、2)。
研究発表では10人の研究者から最新の研究課題である10題目が報告され熱心な質疑応答が行われたほか、農林水産省から「
でん粉をめぐる状況について」が、農研機構から「農研機構における連携の取組」に関する報告がありました(写真3)。
今後ともalicは、でん粉業界の振興、発展につながるよう人と人、知恵と知恵を結びつけるような場を作る取り組みについても農林水産省と連携をとりながら取り組んで参りたいと考えています。