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最終更新日:2026年3月10日



【タピオカでん粉の輸入動向】
12月の輸入量は前年同月から大幅に増加
財務省「貿易統計」によると、2025年12月のタピオカでん粉の輸入量は、9747トン(前年同月比2.3倍、前月比9.3%減)と、前年同月と比較すると、大幅に増加した(図1)。
輸入先はタイ、ベトナム、台湾およびブラジルの4カ国で、国・地域別の輸入量は次の通りであった。
タイ
8079トン(前年同月比92.7%増、前月比16.0%減)
ベトナム
1657トン(同136.1倍、同47.9%増)
台湾
10トン(同22.4%減、同22.0%減)
ブラジル
1トン(前年同月輸入実績なし、同68.5%減)

2025年12月の1トン当たりの輸入価格は、6万5380円(前年同月比10.9%安、前月比1.1%高)と、前年同月をかなりの程度下回った(図2)。
国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。
タイ
6万5143円(前年同月比9.0%安、前月比1.7%高)
ベトナム
6万4784円(同73.9%安、同2.6%高)
台湾
32万2111円(同38.5%安、同37.9%安)
ブラジル
42万3333円(前年同月輸入実績なし、同33.9%安)


【サゴでん粉の輸入動向】
12月の輸入量は前年同月からかなりの程度減少
財務省「貿易統計」によると、2025年12月の輸入量は、1756トン(前年同月比7.1%減、前月比16.4%増)と、前年同月からかなりの程度減少した(図3)。
輸入先はマレーシアおよびインドネシアで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。
マレーシア
1576トン(前年同月比25.1%増、前月比20.2%増)
インドネシア
180トン(同71.4%減、同9.1%減)


2025年(1〜12月)のサゴでん粉の輸入量は、前年比10.9%減の1万4988トンとなり、前年をかなりの程度下回った。国・地域別の輸入量は次の通りであった。
マレーシア
1万2540トン(前年比17.4%減)
インドネシア
2448トン(同49.5%増)
2025年12月の1トン当たりの輸入価格は、11万6509円(前年同月比19.6%高、前月比2.6%高)となり、前年の価格を大幅に上回り、直近3年で最も高かった。(図4)。
国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。
マレーシア
11万8363円(前年同月比18.5%高、前月比2.1%高)
インドネシア
10万278円(同8.4%高、同2.1%高)

【ばれいしょでん粉の輸入動向】
12月の輸入量は前年同月から大幅に増加
財務省「貿易統計」によると、2025年12月のばれいしょでん粉の輸入量は561トン(前年同月比22.9%増、前月比40.6%減)と、前年同月から大幅に増加した(図5)。
輸入先はデンマーク、オランダ、ポーランド、スウェーデンおよび台湾で、国・地域別の輸入量は次の通りであった。
デンマーク
200トン(前年同月比51.5%増、前月比61.5%減)
オランダ
132トン(同32.0%増、同62.5%減)
ポーランド
132トン(同33.0%減、前月輸入実績なし)
スウェーデン
95トン(同4.8倍、前月輸入実績なし)
台湾
2トン(前年同月比2.0倍、前月輸入実績なし)



【でん粉誘導体の輸入動向】
12月の輸入量は前年同月から大幅に増加
財務省「貿易統計」によると、2025年12月のでん粉誘導体の輸入量は、3万1307トン(前年同月比18.4%増、前月比0.0%増)と、前年同月から大幅に増加した(図7)。
2025年12月の1トン当たりの輸入価格は、13万7764円(前年同月比9.4%安、前月比6.4%安)と、前年同月をかなりの程度下回った。

でん粉誘導体の輸入先は15カ国・地域で、最大の輸入先はタイであった。主要輸入先からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の7割強を占めており、次いでベトナム、フランス、デンマークとなっている(表3)。


2025年(1〜12月)のでん粉誘導体の輸入量は、前年比4.9%増の40万1564トンとやや増加した。
また、同年の1トン当たりの輸入価格は、前年比4.5%安の14万2453円となった。
【デキストリンの輸入動向】
12月の輸入量は前年同月からかなり大きく減少
財務省「貿易統計」によると、2025年12月のデキストリンの輸入量は1274トン(前年同月比12.6%減、前月比4.2%増)と、前年同月からかなり大きく減少した(図8)。
デキストリンの輸入先は8カ国・地域となっており、2025年12月の1トン当たりの輸入価格は、14万4610円(前年同月比18.9%安、前月比21.6%安)と、前年同月を大幅に下回った。

上位輸入先からの輸入量は次の通りで、タイおよびベトナムからの輸入は、8割弱を占めている(表4)。


2025年(1〜12月)のデキストリンの輸入量は、前年比17.4%増の1万6307トンと前年から大幅に増加した。
また、同年の1トン当たりの輸入価格は、前年比5.0%安の18万2687円となった。
【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
12月の輸入量は前年同月からかなりの程度減少
財務省「貿易統計」によると、2025年12月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、22万3132トン(前年同月比5.7%増、前月比8.2%減)となり、前年同月をかなりの程度下回った(図9)。
輸入先は米国およびブラジルで、輸入量は次の通りであった。
米国
17万9218トン(前年同月比9.0%減、前月比26.3%減)
ブラジル
4万3914トン(前年同月比3.1倍、前月輸入実績なし)
2025年12月の1トン当たりの輸入価格は、3万9967円(前年同月比2.5%高、前月比3.3%高)と、前年同月をわずかに上回った。
米国およびブラジルの1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。
米国
3万9614円(前年同月比1.2%高、前月比2.4%高)
ブラジル
4万1405円(前年同月比11.9%高、前月輸入実績なし)


2025年(1〜12月)のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、前年比1.0%減の293万7806トンとわずかに減少した。
また、同年の1トン当たりの輸入価格は、前年比2.7%安の3万9360円となった。