アルゼンチン国家動植物衛生機構(SENASA)によると、2011年第1四半期(1〜3月)の主要乳製品輸出は、全粉乳が数量で前年同期比28.7%増の約3万9000トン、金額で同46.4%増の約1億4000万ドル(約113億4000万円、1ドル≒81円)となったのをはじめ、主要品目で数量および金額ともに軒並み増加した。
同国から最も多く輸出されている全粉乳については、ベネズエラやアルジェリア向け、また、業界関係者が今後輸出に一層力を入れていきたいとしているチーズについては、ブラジルやロシア向けが順調であった。
注1:世界における主要乳製品輸出におけるアルゼンチンの位置付けについては、2010年4月13日付海外駐在員情報「主要乳製品の輸出をめぐる動向」参照。