2012/13年度の大豆生産は順調(インド)
2012/13年度の大豆生産量は前年比6.5%増
インド大豆加工業者協会(SOPA)によると、2012/13年度(11月〜翌年10月)の大豆生産量は、主要生産地(マディヤ・プラデーシュ州やマハラシュトラ州)の生産が好調で1134万トンと前年比6.5%増と見込まれている。
このうち飼料用原料となる搾油用大豆粒に1034万トン が仕向けられる見込である。大豆油の生産で、大豆かすの歩留りを77%とすると、大豆かすの生産量は796万トンと推計される。
2013年1月の大豆かすの輸出量、前年同期比30%増
インド油糧協会(SEA)によると、2013年1月の大豆かすの輸出量は、約62万千トンと前年同月を30%上回った。2012年11月以降、輸出量は順調に回復していることがわかる。
2012年度第3四半期(10〜12月)以降、大豆粒の国際価格が下落したため、飼料用原料となる大豆かす製造用に仕向けられる大豆粒が増加していると考えられる。
なお、2013年1月の日本向けの大豆かすの輸出量は、9万9996トンと前年同月比の76%であった。
【宗政 修平 平成25年2月8日発】
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