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2012/13度のトウモロコシ輸出枠を200万トン追加(アルゼンチン)

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輸出許可数量は1700万トンに

 現地報道によると、3月22日にアルゼンチン国内商業庁は、2012/13年度(3月〜翌年2月)のトウモロコシ輸出許可数量を200万トン追加し、1700万トンとすることを決定した。
 内訳はアルゼンチン油産業会議所(CIARA-CEC)の加盟企業に140万トン、残りの60万トンがアルゼンチン穀物・油糧作物生産者及び輸出業者会議所(Capeco)に配分される。この決定は、アルゼンチン農業省(MinAgri)の2012/13年度の生産量見込みが記録的な2570万トンとなっていることを受けて行われた。

収穫の進ちょく状況は14.5%

 ブエノスアイレス穀物取引所の3月21日公表のレポートによると、2012/13年度の収穫の進ちょく状況について、収穫予定面積(366万ヘクタール)の14.5%に当たる53万ヘクタールで収穫が終了し、収穫量は418万7千トン、単収は7.9トン/haと報告されている。
 北部及び南部のコーンベルト地帯では、早播きのほ場は記録的な単収が期待される一方、10、11月に播種が行われたほ場では受粉期に水分不足と高温に見舞われたことから単収が低い水準となっている。また、コルドバ州中北部は主要なトウモロコシ生産地帯であるが、生育期間の霜や乾燥などの気候要因によって、単収の明暗が分かれている。
 こうした状況から同取引所では、引き続き2012/13年度の生産量見込みを対前年比16%増の2500万トンに据え置いている。
【横打 友恵 平成25年3月27日発】
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