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中国新疆ウイグル自治区における口蹄疫の発生について (中国)

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 中国政府は5月15日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、ウイグル自治区における口蹄疫の発生を通報した。
 ウイグル自治区におけるA型口蹄疫の発生は、本年に入り、4月8日、5月7日に続いて3例目となる。中国全土においては、2010年2月以降発生していなかったA型口蹄疫であるが、本年は既に9例発生している。最近では、中国西部(青海省・チベット自治区・新疆ウイグル自治区)での発生となっているが、本年2月には広東省でも発症していることから、今後、中国西部以外への発生拡大が懸念される。

(2013年のA型口蹄疫発生状況)
 ・牛:8例  3月:1例(青海省)
        4月:2例(新疆ウイグル自治区、チベット自治区)
        5月:5例(新疆ウイグル自治区(2例)、チベット自治区(2例)、青海省)
 ・豚:1例  2月:1例 広東省

 【概 要】
  ・発 生 日 : 2013年5月15日
  ・発生場所 : 新疆ウイグル自治区ウルムチ市
  ・病  原 : 口蹄疫ウィルス(血清型:A型)  ※発症原因:不明
  ・患畜概要 : 牛(飼育頭数331頭・発生頭数106頭・死亡数0頭・淘汰数331頭・と畜数0頭)
地図
【山ア 博之 平成25年5月17日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
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