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農業省、2012/13年度の穀物収穫量見込みは過去2番目に高い記録と公表(アルゼンチン)

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総収穫量見込みは1億20万6千トン

 アルゼンチン農業省は5月28日、2012/13年度の穀物の総収穫量見込みについて、1億20万6千トンと過去2番目に高い記録となることを公表した。これは、トウモロコシ、落花生、大麦に記録的な収穫が見込まれることに加え、ソルガムは過去30年間で最大、また大豆は前年度26%増の収穫量がそれぞれ見込まれる結果としている。また、小麦については、2012/13年度の作付面積は前年度比31.7パーセント減の316万ヘクタールだったものの、来年度は回復し、同26パーセント増の400万ヘクタールにとなるとしている。
表

大豆の収穫はほぼ終了、トウモロコシは5割強

 一方、ブエノスアイレス穀物取引所によると、2012/13年度のトウモロコシについて、5月30日時点では収穫予定面積(359万ヘクタール)の54.7パーセントに当たる1,962万ヘクタールで収穫が終了し、収穫量は1,457万トン、単収は7.4トン/haと報告されている。同取引所では、引き続き2012/13年度のトウモロコシ生産量見込みを2,480万トンに据え置いている。
 また、大豆については収穫予定面積1,900万ヘクタールのうち、96.1パーセントに当たる1,825万ヘクタールで収穫が終了し、収穫量は4,705万トン、単収は2.6トン/haとなり、同取引所では、引き続き2012/13年度の生産量見込みを4,850万トンとしている。
【横打 友恵 平成25年6月3日発】
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