中国政府は6月13日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、チベット自治区シガツェ市における牛の口蹄疫(O型)の発生を通報した。
チベット自治区では、今年に入り7例目の牛の口蹄疫発生であり、O型は本年2月以来の発生となる。
なお、最近の中国における口蹄疫の発生の増加に対し、農林水産省は6月6日、都道府県畜産主務部長に対し、畜産関係者等への中国での口蹄疫発生拡大の周知とともに、本病の発生予防措置の徹底と監視体制の強化について文書で要請した。
【概 要】
・発 生 日 : 2013年6月8日
・発生場所 : チベット自治区シガツェ市
・病 原 : 口蹄疫ウィルス(血清型:O型) ※発症原因:不明
・患畜概要 : 牛(飼育頭数105頭・発生頭数22頭・死亡数0頭・淘汰数105頭・と畜数0頭)