中国政府は7月10日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、チベット自治区林芝市における牛および豚のA型口蹄疫の発生を通報した。
チベット自治区では、今年に入り8例目の口蹄疫発生となる。OIEでは、本件の発生は、6月9日に雲南省で発生したA型口蹄疫との関連性を示しており、今後、同エリアにおける中国政府によるA型口蹄疫ワクチンの接種の徹底等の口蹄疫対策の実行が強く求められる。
【概 要】
・発 生 日 : 2013年7月5日
・発生場所 : チベット自治区林芝市
・病 原 : 口蹄疫ウィルス(血清型:A型) ※発症原因:不明
・患畜概要 : 牛(飼育頭数181頭・発生頭数51頭・死亡数0頭・淘汰数181頭・と畜数0頭)
豚(飼育頭数308頭・発生頭数21頭・死亡数0頭・淘汰数308頭・と畜数0頭)