中国政府は7月22日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、チベット自治区シガツェ市における牛のO型口蹄疫の発生を通報した。
チベット自治区では、今年に入り9例目の口蹄疫発生となり、O型の発生は、6月に続き本年3例目となる。同自治区では、4月以降、毎月A型もしくはO型の口蹄疫が連続して発生しており、口蹄疫ワクチンの強制接種の効果が薄い状況にある。引き続き、中国政府による、口蹄疫対策の強化が求められている。
【概 要】
・発 生 日 : 2013年7月22日
・発生場所 : チベット自治区シガツェ市
・病 原 : 口蹄疫ウィルス(血清型:O型) ※発症原因:不明
・患畜概要 : 牛(飼育頭数85頭・発生頭数85頭・死亡数0頭・淘汰数85頭・と畜数0頭)