欧州委員会、各加盟国のBSE検査条件を公表
欧州委員会は2011年、と畜牛に対するBSEモニタリング検査の対象月齢を72か月齢に引き上げることを決定し、2013年1月1日から施行されている。
欧州委員会は、2013年2月4日にBSEのモニタリング検査に係る改正(条件緩和)を行い、各加盟国の2013年7月5日時点の状況が発表された。
・緑の加盟国:健康と畜牛に対する検査は必要なし
(ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、アイルランド、イタリア、ラトビア、ルクセンブルグ、ハンガリー、オランダ、オーストリア、スロベニア、フィンランド、スウェーデン、英国)
・青の加盟国:2013年中にと畜牛に対する検査を廃止する予定
(スペイン、リトアニア)
・黄の加盟国:と畜牛の検査頭数を削減
(ドイツ、キプロス)
・赤の加盟国:と畜牛72か月齢以上の検査を実施
(ギリシャ、フランス、マルタ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア)
・グレイの加盟国:当該規則適用外
(ブルガリア、クロアチア、ルーマニア)
参考:「と畜時のBSEモニタリング対象月齢、72カ月齢超に引き上げ(EU)」
http://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_000435.html
【矢野 麻未子 平成25年7月24日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際グループ)
Tel:03-3583-9805