中国政府は8月13日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、チベット自治区チャムド地区における牛および羊/山羊のO型口蹄疫の発生を通報した。
今回の通報は、7月に同自治区シガツェ市で発生したO型口蹄疫の続報となる。同自治区では、6月以降、毎月O型口蹄疫が確認されており、A型口蹄疫と同様、続発する状況にある。
〔チベット自治区における口蹄疫の発生状況: 計11件〕
・2月:1件(O型・牛) ・6月:1件(O型・牛)
・4月:1件(A型・牛) ・7月:2件(A型・牛および豚、O型・牛)
・5月:4件(A型・牛) ・8月:2件(A型・牛、O型・牛および羊/山羊)
【概 要】
・発 生 日 : 2013年8月5日
・発生場所 : チベット自治区チャムド地区マルカム県
・病 原 : 口蹄疫ウィルス(血清型:O型) ※発症原因:不明
・患畜概要 : 牛(飼育頭数51頭・症例数14頭・死亡数0頭・淘汰数 51頭・と畜数0頭)
羊/山羊(飼育頭数6頭・症例数0頭・死亡数0頭・淘汰数 6頭・と畜数0頭)