中国政府は9月24日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、新疆ウイグル自治区新疆生産建設兵団※における牛のA型口蹄疫の発生を通報した。
OIEの発表によると、この度の報告は、同自治区で5月15日に発生した事例の続報としている。
当該発生への対応として同自治区では、淘汰・隔離のほか、ワクチン接種(牛:67,969頭、羊/山羊:27,159頭)や施設等への消毒、家畜の移動制限などの措置が執られている。
【概 要】
(新疆ウイグル自治区:新疆生産建設兵団)
・発 生 日 : 2013年9月24日
・病 原 : 口蹄疫ウィルス(血清型:A型) ※発症原因:不明
・患畜概要 : 牛(飼育頭数22頭・症例数2頭・死亡数0頭・淘汰数 22頭・と畜数0頭)
※ 新疆生産建設兵団:
1954年に設立。国家から開拓の任務を負い、自らの管轄の開墾地区で国家と新疆ウィグル自治区の法律、法規に基づいて 内部行政や司法事務を自ら管理する国家計画の単列単位であり、中央政府と自治区人民政府による二重の指導を受けている。中国新建集団公司とも呼ばれる。
(人民網日本語版HP)