米国農務省(USDA)は6月17日、香港当局が米国産牛肉の月齢制限を撤廃したことを発表した。これにより、同日付けでと畜された全月齢の米国産牛肉が香港向けに輸出可能となる。
香港は、2005年12月、米国産牛肉の月齢制限を緩和(30カ月齢未満に引き上げ)しており、2013年2月には、骨付き肉の輸入も解禁した。 USDAによると、これまでの輸入制限の一部緩和により、2013年の香港向け牛肉輸出量は前年比71%増の16万3000トンと過去最高を記録したとしている。
今回の月齢制限を撤廃したことで、さらに米国産牛肉の香港向けの輸出が拡大するものと見込まれる。