ベトナムのキャッサバの需給見通し
最終更新日:2015年3月5日
ベトナム農業農村開発省によると、キャッサバの2014年の作付面積は、トウモロコシや天然ゴム価格の下落により、キャッサバへの転作が増えたことから、56万ヘクタール(前年比2.9%増)となった。生産量は、作付面積の増加に加え単収向上により、1036万トン(同6.3%増)となった。
2015年については、作付面積は55万ヘクタール(同1.8%減)と減少するものの、単収の向上により、生産量は1045万トン(同0.9%増)となる見込み。
2015年の消費量は、エタノール原料としての需要が高まることによりチップ向けが363万トン(前年比6.5%増)と増加し、チップおよびでん粉向け消費量全体では1143万トン(同2.6%増)と見込まれている。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9534