米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)が3月27日に公表した「Quarterly Hogs and Pigs」によると、2015年3月1日現在の豚総飼養頭数は前年同月比7.2%増の6593万頭となった。また、2014年12月~2015年2月期の3カ月間の分娩母豚頭数は前年同期比2.4%増の283万頭、子豚の生産頭数は前年同期比9.2%増の2876万頭といずれも増加している。さらに、同時期の1腹当たり産子数は10.17頭(前年同期比6.7%増)となり、豚流行性下痢症(PED)の影響が落ち込んだ前年と比較して、かなりの程度回復した。PED対策が進展していることに加え、トウモロコシなどの穀物価格が安値安定していることも総飼養頭数などの増加につながっている。
2015年3月~ 5月期の分娩母豚頭数としてUSDAは、前年同期比2.1%増の287万頭、6月~8月期の同頭数は前年同期比2.1%減の293万頭と予想している。このため、分娩母豚頭数増等から、と畜向け頭数は引き続き増加傾向での推移が見込まれている。