米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)は4月27日、米国の鳥インフルエンザ発生確認状況を更新した。
新たに公表された発生確認状況は以下の通り。なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。
【4月24日】
・ミネソタ州:6万8000羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか2件で発生を確認。
・アイオワ州:3万3900羽を飼養する商業規模の七面鳥農場で発生を確認。
・ワイオミング州:103万1000羽を飼養する商業規模の養鶏農場で発生を確認。
・ノースダコタ州:7万1500羽を飼養する商業規模の各種混合農場で発生を確認。
なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。