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米国、高病原性鳥インフルエンザ発生状況を更新(4月29日)―アイオワ州の養鶏農家で発生増加―(米国)

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 米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)は4月29日、米国の鳥インフルエンザ発生確認状況を更新した。
 新たに公表された発生確認状況は以下の通り。なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。

【4月27日】
・ミネソタ州:2万6900羽を飼養する商業規模の七面鳥農場で発生を確認。
・アイオワ州:170万羽を飼養する商業規模の養鶏農場で発生を確認。
・ウィスコンシン州:8万3300羽を飼養する商業規模の七面鳥農場で発生を確認。

【4月28日】
・ミネソタ州:8万2900羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか6件で発生を確認。
・アイオワ州:366万羽を飼養する商業規模の養鶏農場ほか3件で発生を確認。

【4月29日】
・ミネソタ州:20万2500羽を飼養する商業規模の養鶏農場ほか1件で発生を確認。
・アイオワ州:5万羽を飼養する商業規模の七面鳥農場で発生を確認。

なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。
海外情報図(HPAI)27.5.1
海外情報表(HPAI)27.5.1
【渡邊 陽介 平成27年5月1日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際情報グループ)
Tel:03-3583-4397