米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)は5月13日、米国の鳥インフルエンザ発生確認状況を更新した。
新たに公表された発生確認状況は以下の通り。なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。
【5月12日】
・アイオワ州:71万3000羽を飼養する商業規模の養鶏農場のほか、庭先養鶏場(各種混合飼養)で発生を確認。
【5月13日】
・サウスダコタ州:7万600羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか1件で発生を確認。
・アイオワ州:4万5000羽を飼養する商業規模の七面鳥農場のほか1件で発生を確認。
なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。